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デミテルは今日もダメだった【44】

「すいませんだ・・・実は実家の親父が危篤と聞いて飛んできたんですたい・・・
早急に家に帰らねばいけないでごわすよ・・・・・・つーわけで通して」
「いやアンタ。ハーフエルフだろ。私が何年この森で働いてると思ってるんだ。
エルフとハーフエルフの区別ぐらいつく。」
「いやぁよく間違えられるんですたい。でも、おいどん、生まれも育ちもこの
ユミルの・・・」
「つーか方便を一つに統一して喋れ!大体この森のエルフがそんな風に話して
るの聞いたことないわ!!田舎のイメージだけで変な偽造するんじゃないよ!地
方の方々に謝れ!!そして帰れ!」
「チッ・・・ハゲめ・・・」
「誰がハゲだぁぁ!兜被ってるのにわかるわけないだろ!?この知ったかぶり
めが!!」


第四十四復讐教訓「人を中傷する時たとえそうじゃなくてもハゲと言う奴は 
心が禿げている」


ユミルの森。エルフ達が隠れ住む秘境。浅い湖で囲まれたようなその森には、
人はおろか、ハーフエルフは絶対に立ち入ることなどできない。

その入口は、一人の兵士の見張りにより護られている。彼はこの任について既
に十年のベテランだ。

その二十年の間に、ここに立ち入った人間は限られている。せいぜい、王族や
大臣クラスの人間だけだった。

しかし、一時間程前、初めてそれ以外の一般の人間がここを通った。アルヴァ
ニスタ王国のエンブレムを持った、若者二人にオッサン一人だ。

長年この任を任されていた兵士にとって、これはちょっとばかし不愉快であった。


 こんなどこの馬の骨かわからん奴らを通してよいのか・・・よいのかっつーか、
なんか腹立つ・・・


そんなことを考えてたら、また妙な奴らがやってきた。前髪だけ赤いハーフエ
ルフの男、着ぐるみを着た変なオッサン、幼女、フリフリのついたエプロンを着
た金髪美少女、何か変なうるさいインコ。

兵士は、例えこいつらがまたエンブレムを出してきたとしても、通したくなか
った。自分の、ずっと誇りにしてきた仕事が、ひどくないがしろにされた気がし
たからだ。

ハーフエルフの男はエンブレムも持たず、代わりに適当な方便を羅列して通ろ
うという、意味不明行為をしてきた為、槍で突いて追い返してやった。兵士は自
分の仕事に満足しながら、暇つぶしのプチプチ(ビニールの包装材のアレ)をプ
チプチ潰し始めた。

そこから、少しばかり距離をとった位置に、デミテル達はいた。

「くそ・・・作戦失敗か・・・敵を甘く見ていた・・・」
「あんなアホな作戦がまかり通ったらそれこそ世の中おしまいなんだな。」
「なんだとフトソン!?バジリスクにビビって発狂しながら砂漠を爆走してたくせに偉そうに!」
「失礼なんだな!僕が発狂して砂漠を爆走したおかげで、こうやってクレス達
の足取りががわかったんだな!感謝するんだな!」

三日前のフレイランド。バジリスクにビビって砂漠を駆けたフトソン。それを
追ったリミィ。さらにそのリミィをリリスが追っていった。

デミテルとジャミルがバジリスクと触れ合って(?)いた時、彼らは

運よく、オリーヴヴィレッジにたどり着いていた。よく遭難せずに済んだもの
だと、デミテルはあとで呆れた。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「僕たちなんでこんなとこにいるんだな?」
「フトソンのせいっ!」

リミィがビシッとフトソンを指差したので、フトソンはビクリとした。リリス
はクスクス笑った。

「デミテル様の言うことちゃんと聞かないからこんなことなっちゃったんだよっ!
フトソンちゃんと反省しなきゃダメっ!」
「は、はいなんだな・・・」


今日のリミィはなんかビシビシ言ってくるんだな・・・しかも語尾が伸びてな
いんだな・・・ていうか、そっちも結構楽しげに僕のこと追ってたのに人のこと
言えないんだな・・・!


そんな言葉を喉(首は無いが)に詰まらせたが、フトソンはそれをゴクンと飲
み込んだ。こんな幼女相手に、口喧嘩をする程自分はおとなげなくは無い・・・

「今フトソン、『こんな子供と口喧嘩をする程自分はおとなげなく無い』とか
思ったでしょっ!」
「いぎっ!?」
「目でわかるもんっ!ちゃんと反省しなさいっ!!」
「・・・・・・はい。」


リミィ・・・もしかしてデミテルさんの前じゃ結構キャラを作ってるんじゃ・
・・いや、単純に僕だけなめてるんじゃ・・・


「リミィちゃん。ローソンさんも反省したみたいだし、これくらいにしましょ
う。」
「リリスさん。ローソンじゃないんだな。フトソンなんだな。二十四時間営業
してないんだな僕。」
「うーん・・・じゃあ、デミテル様が助けに来るまで宿屋さんでお泊りしよっ!」


なんかちゃっかりリミィが仕切っちゃってるんだな・・・男として、そして年
長者としての僕のプライドが・・・


フトソンの落胆をよそに、一行は宿屋『ハンバーグ』に歩みを進めた。店名を聞
いただけで無駄に汗をかいてしまいそうな嫌な店名である。

「暑いんだな・・・中が蒸れるんだな・・・」
「脱いだらどうですか?着ぐるみ?」
「いや・・・脱いだら多分、熱中症を越えた甚大な被害を村中に展開すること
になるからやめとくんだな・・・」
「フトソンの中はねっ、超新星爆発が起きたみたいな感じって前にデミテル様
が言ってたよっ!」
「へえ!すごいインパクトあるってことですね!」
「ええ・・・まぁ・・・インパクトっつうか人を殺傷できる程の衝撃を起こせ
る自信があるんだな・・・」


・・・そういえばリミィは、デミテルさんと一緒に僕のパンチ効いた真実の姿
見たはずなのに・・・

デミテルさんみたいに体調悪くなってなかったんだな・・・あのダオス様でさ
え一週間食事が喉を通らなかったっていうのに・・・一体どうい


「あ!ねぇフっトソン!」
「ん?なんだなリミィ?」
「ちょうど宿屋さんからお客さんがいなくなるところだよっ!これで泊まれる
ねっ!」
「え?あ。ホントなん・・・」

フトソンの全機能(おそらく心臓でさえ一拍分動かなかった)が停止した。彼
が十数メートル先に見たのは

宿から出てきた、クレス御一行。

フトソンはリリスとリミィの襟首をヒョイッとつまみ上げると、軽く音速じみ
たスピードで、この砂地の中そびえ立つ木の後ろに飛び込んだ。その木陰で日よ
けをしていた村の男は、汗だくで一瞬ビクリとした。

「い・・・いやぁ・・・暑いねぇ君~・・・?」
「今話し掛けんなハゲ!や、やばいんだな・・・なんでいるんだなあの人達・・・」
「ぼ、僕は禿げてないぞ!汗だくだけれども禿げては無いぞ!」
「じゃあ今じゃなくてもいいからいずれ禿げろ!ずっといつまでも君のこと待
ってるから!!頼むから今話しかけないで欲しいんだな!?」
「・・・・・・。」

村に他所の人が来る度『暑いね』と話し掛けるのが趣味であり、同時に誇りで
もあった男は、涼しげな木陰の下、打ちひしがれていた。

「どうして隠れるんですか?」
「え?いやリリスさん・・・その・・・」


やばいんだな・・・まさか復讐のターゲットだからだなんて、この純粋無垢な
少女の碧眼の瞳にとても正直に言うことはできないんだな・・・

つーかアンタかわいいんだな・・・こんな近くで目合わせたことなかったから
気がつかなかったんだな・・・他のテイルズシリーズのゲストキャラの隠しボス
として闘技場に呼ばれて出てきたりしそうなくらい人気出そうな可愛さなんだな
・・・


フトソンの動きがまた硬直した。しかし、今度も恐怖によるもの、ではなかっ
たらしい。リリスは紅潮したフトソンの顔をパチクリと瞬きして見つめ、不思議
そうな顔をしながら、首をクイッと傾げた。

その時、時の英雄達の話す声が聞こえた。

「では、我々はルナの指輪を直しにユミルの森へ・・・その前に、ルーングロ
ムから通行の許可を貰わねば・・・」
「アタシ留守番になっちゃうの?」
「ハーフエルフは絶対に入れない。人間でさえなかなか際どいんだぞ。」
「大丈夫だよアーチェ。お土産買ってくるし。」
 「ホントっ!?何買ってきてくれるの!?」
「ほら・・・『ユミル』なだけに『弓』を・・・」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・また涼しくなりました。ありがとうございますクレスさん。」
「・・・うん・・・礼には及ばないよミント・・・うん・・・」

ちょっと泣きそうなクレスとともに、英雄達は村を出ていった。その様子を、
フトソン達は聞き耳を立てて聞いていた。


よくわかんないけど、あの人達ユミルの森行く気なんだな・・・あそこはハー
フエルフが入ると即刻首を跳ねられるって、昔死んだじいちゃんが言ってたんだ
な・・・ってことはデミテルさんは・・・


「・・・フトソン。」
「ん?なんだなリミィ?」
「フトソンが気難しそうな顔で悩んでるのってっ、何かこぉ・・・」
「気持ち悪いね♪リミィちゃん♪」
「・・・・・・。」


・・・どうせ僕は一生アホ面下げて生きることを仮定して作られた緊迫感のか
けらもない顔立ちなんだな・・・その顔で眉間に皺寄せて考え事してたら、さぞ
滑稽な顔なんだな・・・・・・・・・何故僕だけ明らかに絵柄がおかしいんです
か・・・バンダイナムコゲームスさん・・・教えてください・・・


その晩。『ハンバーグ』のベッドで惰眠を貪っていたフトソンのベッドに

アイスニードルが大量投下されてきた。

「ぎゃああああ!?額やら歯茎やらに何か突起物が刺さったんだなぁぁぁ!?
でもちょっと涼しくて快感も若干覚える僕は異質!?」
「・・・なにお前は安らかな表情でお休みになっとるんだ白饅頭・・・」

フトソンを見下ろしている鬼は、憤怒の顔でこちらを見下ろしていた。

「てっきりクレスどもが眠っているとばかり思っていたのに・・・眠っていた
のは御主人である私をおいてきぼりにして砂漠を逃走した饅頭・・・」
「いや・・・ちょ・・・」
「これはもうアレだな。私に神様が『このオバケのQ太郎で憂さ晴らししなさ
い』って、そう神様が言ってくれているんだろう。ありがとう神様。」
「待つんだなぁぁぁ!?僕の話を聞」

デミテルがフトソンの話を聞いたのは、約一時間にわたる折檻が終わったあと
であった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ところで、どうしてこの森にはハーフエルフさんは入ってはいけないんです
か?」

髪を縛り、ポニーテールにしながら、リリスが尋ねた。今日は気温が高いにも
関わらず、灰色雲が空を被い、砂漠とはまた違う、ムシムシとした暑さが草原一
帯を包んでいたからだ。

「ハーフエルフは人間とエルフの間に生まれた混血の存在。昔は・・・私が五
才ぐらいの頃までは、人もエルフもハーフエルフもどこでも一緒に生活していた。

が、理由は知らんが、ある日突然エルフどもはユミルの森に引きこもってしまっ
た。家族もバラバラになって・・・ま。あのルーングロムや、その他小数は、ア
ルヴァニスタ王国に残ったようだが。あいつら何考えてるか私もようわからん。」

 デミテルは首元の汗をハンドタオルで拭き取りながら言った。耳後ろの汗も拭
き取った時、デミテルの肩で欠伸をしていたジャミルがこう言った。

「ところで、なんであの見張りのオヤジ、アンタがハーフエルフだってわかっ
たのかしら?耳も尖ってるし・・・」
「確かに・・・今までも何度かエルフに間違えられたことはあったんだが・・・」
「僕知ってるんだな。エルフとハーフエルフの見分け方。」

フトソンが言った。デミテルは目をパチクリさせた。

「お前が?知ってる?」
「昔じいちゃんに教えてもらったんだな。これのおかげで僕、デミテルさんに
初めて会った時も、すぐハーフエルフだって気付けたんだな。」
「ほほう。どんな方法だ?」

デミテルはちょっと期待した。この『方法』を知れば、もしかしたらあのハゲ
を出し抜けるかもしれない・・・

「エルフとハーフエルフの最大の、容姿でわかる決定的な違いは・・・」
「違いは?」
「美形か否か。」
「・・・・・・」

誰も、何も喋らなかった。少し遠くにある海の波打つ音さえ聞き取れる程の沈
黙であった。

「デミテルさんは・・・まあ・・・格好悪くはないけど・・・・・・・・・
美形とは程遠いんだな♪」

フトソンは楽しげに、ハッキリ言った。これにより、デミテルのソウルがドラ
イブした。

「貴様に言われたか無いわ貴様にぃ!?モンスターだか白熊だかわからん容貌
をしおって!何が美形か否かだバカバカしい!大体なんだ美形って!?何を基準
に美形か否か決めるんだ!?世の中の女にはな、『私、美形過ぎる男って逆にダ
メ♪』的な考え持つ奴もいるんだよ!!この前『さ○ま御殿』で名前も知らん芸
能人の女が言っとったわ!!」

「誰が白熊なんだな!?デミテルさんの見た目がアレだから、テイルズ全体で
の人気も無いんだな!!デミテルさんがナムコさんのキャラ人気投票で名前が載
ってるの見たことないんだな!!」

「それはしょうがないだろうがぁ!本編じゃ私の出番壊滅的に無いんだから!!
もっと私についてエピソードを入れ込んでくれれば、もっと人気が出るはずなんだよ!!PSP版でちょっと期待したのに、二頭身が三等身に描き変えられただけだったわ!!
なんだそりゃ!?なのでバンダイナムコゲームスさん、今度はテイルズ歴代悪役達が活躍するゲーム作って下さい!!お願いします!!!」

「・・・今まで一度も『!』のマーク二本以上使ったことなかったのに、こん
なアホなことの為に三本使っちゃったわよこの馬鹿・・・」

デミテル達がバンダイナムコに対し意見していた頃、ユミルの森の湖のほとり
に、一人の少女がフワフワ浮いていた。

ほとりには、小さい小屋が一つ建っていた。先程の禿げた見張り兵の寝床だ。
その寝床の陰に、その少女は箒に乗ってフワフワ隠れていた。陰から、見張り兵
がプチプチをプチプチ潰しているのをのぞき見ながら。

「なんか、手元の何かに集中してるわね・・・今ならばれずに森に入れるかも
・・・でも、やっぱし入ったらクラース怒るかな~?」

そもそも彼女は、アルヴァニスタの宿屋でクラース達を待っていないといけな
い身であったが、彼女は完璧無欠な変装(泥棒風に頭に布を巻いただけ)でつい
てきたのだ。

「トイレとか行ってくれたら一番いいんだけどなぁ・・・まさかその場でしな
いわよね・・・」
「ねぇねぇ・・・」
「早くしないとクレス達出てきちゃうよ・・・」
「ねぇってばぁ。」
「・・・なに?今忙し・・・」

アーチェが何気なく振り向くと、誰もいなかった。彼女は徐々に視線を落とし
た。

長い、水色の髪の幼女が一人、こちらを不思議そうに見上げていた。アーチェ
は目をパチクリさせた。

「・・・えーと・・・」
「おねーちゃん、こんなところで何してるのぉ?あ、リミィはねぇ、デミテ・
・・デミー様の為にお花詰もうとしてたのぉ。」
「そ、そうなんだ・・・アタシは・・・・・・えっとその・・・」
「もしかしてウ○チぃ?」
「ち、違うよ!?」

アーチェは急いで否定した。が、このあとが続かなかった。まさか、不法侵入
の機会を伺っていたんだ、などど説明するわけにもいくまい。

さて、どうしようか。

「もしかしておねーちゃん、はーふえるふぅ?」
「え?」
「だってお耳尖ってるもぉん。デミー様と一緒ぉ♪」
「デミー様ハーフエルフなんだ・・・でも、もしかしたらお姉ちゃん、エルフ
さんかもしれないわよ?」
「ううん。『エルフとハーフエルフの最大の違いは、美形か否か』だって、フ
トソンが言ってたもん。だから違うってわかるもぉん♪エッヘン♪」
「・・・・・・・・・。」

笑顔で物凄いことを言う幼女の言葉に、アーチェは言葉を失った。同時に、そ
の持論を展開したという、フトソンとかいうふざけた名前の奴に、若干の殺意を
覚えた。

 リミィは、今話している相手の正体がわかっていなかった。三日前のオリーヴヴィレッジで宿から出るアーチェを一応遠目から見てはいたが、はっきりとは覚えていなかった。

「そんでもってぇ、おねーちゃんは今ぁ、森の中に入ろうとぉ、こしたんたん、
をしています。」
「虎視眈々ね・・・ってなんでわかっちゃうの!?」
「だっておねーちゃん、ずっとあの兵士さん見てるもぉん。リミィはとっても
カンサツ力があるのです♪」

そんなことを言っているが、実際は、アーチェの今までの動きが、つい二十分
程前の、木の陰に隠れて兵士を観察していたデミテルと一緒だったからだ。結局
彼女のカンサツ力はデミテルに対してしか対応していないのだった。

が、そんなことは露知らぬアーチェは


この子、ちっちゃい癖にすんごく賢いじゃない!

この子に協力してもらえば・・・


「ねーリミィちゃん?お姉ちゃんのお手伝いしてくれな~い?」


「・・・ところで、小娘はどこ行ったのよ?」
「アレだろう。ションベンだろ。そんなことより、どうやって森に入り、クレ
スどもを襲うか・・・あのハゲ兵士はついさっきクレスどもが入っていったと言
っていたし、早く・・・」
「デミテル・・・アンタ最低ね・・・」
「え?なにがだ?」
「デミテルさん・・・女の子に対してそういうのは失礼です・・・」
「お、おい?なにがだ?リリス=エルロン?なにがだ?」
「デミテルさんがモテない理由と人気が出ない理由がよくわかったんだな♪」
「おいいいっ!?だからなにがだぁぁぁ!?私何か悪いこと言ったかぁぁぁ!?」


つづく


おもうがままにあとがき

今日の晩飯はうなぎだぜ


・・・ごめんなさい。特別書くことが思いつかなかったんです。ごめんなさい。


次回予告は今回も・・・もしかしたら次回予告ないほうが面白いかな?
いや、別に手抜きしたいとかそういうんじゃなくて・・・

次回 第四十五復讐教訓「未開」

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