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ミックス☆ミックス【3】



ミックス☆ミックス

             作:ツバサ



第三章 僕らの旅は、時空を越えて



前回の話

みんなミックスされちゃったよ~。

              byジーニアス(コレット)



プレセア(しいな)「それにしてもまったく・・・。リフィルの遺跡好きは度が高すぎるんだよ。」

プレセア顔のしいなはあきれたように言う。

クラトス(プレセア)「・・・済んでしまったことは仕方ありません。元に戻れるように最善を尽くしましょう。」

リーガル(ロイド)「そうだな。今はこのシルヴァラントを再生させることだけ考えよう。・・・それにしてもこの手枷、邪魔だな~。取ってもいいか?」

自分が今つけている手枷を見つめながら本物のリーガルに言う。

コレット(リーガル)「いかん!それははずすな!」

コレットの顔でリーガルが話すと、なんだか笑えてくる。

みんな(きっきもいっ!!)

ロイド(リフィル)「ねぇ、みんな・・・なにか変ではなくて?」

みんな「変に決まってるだろ!お前のせいだよ!!」

声をそろえて言う。

ロイド(リフィル)「そっそうじゃなくて、完璧にミックスされたわけではないと思うの。」

リフィル(クラトス)「ああ、そうだな・・・。私はリフィルになったが、心や声、頭脳は私のままだ。」

そのとき、コレット(リーガル)がこけた。

コレット(リーガル)「ぎゃっ!」

ロイド(リフィル)「やっぱりね。くせなど、体にしみついてしまっているものはその体にしみついたままなのよ。」

リーガル(ロイド)「へ?」

ロイドはわからないようだ。

ロイド(リフィル)「今のコレットの中身はリーガル。だけど、コレットはこけるということが体にしみついていた・・・だから今でもこけてしまうの。」

ゼロス(ジーニアス)「あっやばっ!遺跡だ!!」

みんなロイド(リフィル)の方を見つめる。

ロイド(リフィル)「あら、素敵な遺跡ね。またいつか調べに行きましょう。でも今はそれどころじゃなくってよ。」

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