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一緒にいたい3人の友達【3】

マーテル「・・・ミトス。疲れたんじゃない?」

ミトス「え!?僕は疲れてないよ!大丈夫だよ」

マーテル「・・・・・・・・・・」

マーテルはミトスをジッと見た。
どう見てもミトスの顔色は悪かった。

マーテル「・・・ミトス。私は疲れたから休んでもいいかしら」

ミトス「え!?姉さま大丈夫?」

マーテル「大丈夫よ。あなたも少し休みなさい」

ミトス「う、うん・・・」

ユアン「では今日はここで野宿だな」

クラトスやユアンも休む準備をしていた。
この2人もずっと歩き続けて疲れていた。
ハーフエルフが3人いるため宿に泊まることもできない。

クラトス「セルシウスは氷の精霊だ。暖かい格好をしていったほうがいいだろう」

マーテル「ミトス。あまり無理はしないようにね」

ミトス「わかってるよ姉さま。・・・イフリートの戦いで少し疲れたけど・・・僕は大丈夫!」

ユアン「そうか・・・」

ミトス「明日はセルシウスのところに行こうね」

マーテル「ええ。そうね」

その夜だった
3人が楽しく話をしているときにミトスは体が重く感じるのに気づいていた。
風邪を引いたのか・・・。
頭がくらくらする・・・・。
そう思った瞬間自分の周りが闇になったような気がした。
そして・・・何かが倒れる音とともに仲間たちが大声で自分の名を呼んでいるのが聞こえた。
ミトスは倒れたのだ。

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