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新たに芽生えた種は・・・

        レディアントマイソロジークリア後のこと・・・


私はモルモ達と旅をしたのだ・・・私がヴィダーシンを倒したあとみんなは帰って行った、私は平和になった後、また母なる世界樹「テレジア」のもとで眠ることに決めた。
アドりビトムのみんなにお別れを言い眠りについた、テレジアは私をマナの結晶で覆ってくれた。


                それから幾年の年が経ったのだろう?
「起・・!・・き・・よ!」
私はその声に目を覚まされた。最初はその声も聞きとりずらかったのだが徐々に聞き取れるようになってきた。
「起きてったら!!」
マナの結晶を砕けた、なにをそんなに叫んでいるのか、正直うるさいくらいだ・・・・。
その必死に叫ぶ声はどこか聞き覚えのある声だった。聞き覚えのある声だが世界樹の最下層であるここに来るなんて相当のモノ好きである・・・・その声に押されて渋々と目を薄っすらと開けていく。
「ようやく目が覚めたのかい、ずいぶん呼んだのに目を開けないから死んだのかと思っちゃったよ。」
そうだ・・・この声の犯人は・・・この動物に羽が生えているような生き物は。
「モルモ?」
その生き物は満足そうに頷いて。
「そうだよ、目が覚めたかい?久しぶりだね!会えてうれしいよ!!」
モルモだ・・でも何でモルモがいるのか解らないけど?それにその横にいるのは。
「久しぶりモルモ・・・それにカノンノ。」
「ええ、久しぶりね。フィーナ(主人公)」
そう答えて歩み寄ってきて抱きついてきたのはカノンノだ。彼女もまたヴィダーシンに
よってギルガリムの苗床にされた世界の中の一つのディセンダーである。
も「意識はしっかりしているんだね!」
フィ「声がでかいよ、モルモよく聞こえてるよ。」
カノ「だってフィーナったら寝ぼけて「だれぇ・・・」なんて言うんだもの。」
フィ「・・・そんなこと言ってたの?」
カノ「嘘だよ!えへへ、いい加減フィーナも人を疑うことを覚えたほうがいいよ。」
フィ「余計なお世話よ。」
モ「そんなことより大変なことが起きたんだよ!!」
カノ「あ!そうだった聞いてフィーナ、私とあなたの世界がひとつになっちゃたの!」
フィ「・・・・・・・・・ハイ?」
モ「そのまんまの意味だよ!僕の世界もひとつになっちゃたんだ!」
カノ「よく解っていないのだけれど・・・私たちの世界樹の実が離れた時にあなたのマ  ナも混じっていたでしょ。そのせいでくっ付いちゃったのかも知れないの!」
フィ「・・・・・・・・・・・・・・ふう~~~~ん、つまり私の世界にモルモの世界とカノンノの  世界がくっついたわけね。」
モ「そう言うことになるね・・・」
モルモが神妙な顔つきでじっくり今までの経緯を話てくれた。・・・別にこのままでもいいんじゃない?
フィ「このままでいいのじゃないの?」
モ「そうかもしれない、今までなんの変化もないから。」
フィ「じゃぁいいよね。私まだ眠いの、だから寝るね。・・・・・・・ぐぅ~・・・・・」
カノ・モ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まぁいいか」

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