変わる人間性
「嘘だ!嘘だ!!嘘を付くなぁ!!」
魔界に存在するユリアシティの広間にその言葉が広がった。
「自分が何者なのかも理解できないのか?このクズが!!」
アッシュという六神将の一人が口を開いた。
「そんなことあってたまるか・・・。」
ルークは剣を抜き、アッシュに向けた。
「俺と勝負をするつもりか?お前のようなレプリカ、ここで息の根を止めてやってもいいか」
ルークはアッシュに突っ込んでいったが、軽く受け流され烈破掌を食らわしてルークは端まで吹っ飛んだ。
「ちくしょう・・・。まだだ!!」
魔神拳を放ち、そのまま近づいて双牙斬をするが全て避けられ、みね打ちを食らって気絶した。
その後ルークはティアの部屋にて目が覚めた。
「外にティアがいる・・・。何してるんだ?」
そのままティアに近づいた。
起きて大丈夫なの?と聞かれたので平気だよと答えた。
「アグゼリュスの人たちのためにも、ヴァン師匠がこれからやろうとしていることを止めさせなくちゃいけない。そのためにはまず俺が変わらないといけない。」
ティアは頷いた。
「ティア、ナイフを貸してくれ。」
言われるとそれを手渡す。
それを使いルークは髪を切り始めた。
「これで過去の俺ともお別れだな。」
こうして、仲間の信用も得ることができ、力を合わせてヴァンを討つことに成功し、世界を救うことができたのである。