« 大海が呼ぶ | メイン | 願い事 信じごと たわごと »

ナンシーとエルウィンとドグ


ナンシーとエルウィンとドグ   作ヒデ

始めに
この物語はフィクションです。本来のゲームとはかなり違うのでご了承下さい。


ナンシーとエルウィンはクレスたちのおかげで巡り合う事ができた。しかし、大きな壁があった。

ドグ「だめだ!お前とあの娘を結婚させる事はできん!」

そう、エルウィンの父親、ドグによる結婚の猛反対だった。

エルウィン「くそ!わからずやの父さんめ!何で結婚させてくれないんだよ!」
ナンシー「・・・・私達は結婚できない運命なのかも・・・」
エルウィン「そういう事言うなよ!大丈夫、必ず僕達は結ばれるよ。」
ナンシー「そうね・・・。クレスさん達に感謝しなくちゃ・・・」


そして・・・・

エルウィン「もうこれしか方法はない・・・」

2人は駆け落ちした。

ドグ「最近エルウィンの姿が見えないな・・・・どうしたのだ?」
受付嬢「私・・・・見ました。エルウィンさんが大きな荷物を担いで郊外へ出たのを・・・」
ドグ「本当か!エルウィンめ・・・とうとう駆け落ちしたか・・・・」
受付嬢「・・・・・・・。」
ドグ「おい!第1責任者!ちょっと来い!」
第1責任者「はい。何でしょうか。」
ドグ「お前の部下が結構余っていたろ。そいつらにエルウィンを探させろ!」
第1責任者「はい。」

3日後・・・

第1責任者「報告します。アルヴァニスタに派遣した者がエルウィン様らしき人物を発見しました。」
ドグ「本当か!あいつ、そんな所に・・・。よし、私が直々に行く。船の用意をしろ!」
第1責任者「はい。承知しました。」

そして・・・・

エルウィン「ここまで来れば分からないだろう。ふぅ・・・・」
ナンシー「私達、結婚できるの?」
エルウィン「ああ。きっとな・・・・」

しかし、幸せはすぐに消された。

ドグ「エルウィン!」
エルウィン「え・・・・?なぜここにいる事が・・・・」
ドグ「話は後だ!そこの小娘も一緒に来い!」
エルウィン「・・・・・・・。」

3時間後・・・・。

ドグ「全く、お前達は一体何を考えているのだ!」
エルウィン「・・・・・・・・。」
ドグ「このままお前達を放っておくと何をするかわからん!よって、お前らを処分する。」
エルウィン「・・・・・!!!」
ドグ「お前が田舎の小娘と一緒になると私の顔にも泥がつく・・・・名誉のため、消えろ!」
エルウィン「ナンシー、離れてろ!」

ナンシーは言う通りにした。

ドグ「喰らえ!ファイヤーウイング!」
エルウィン「ぐわっ・・・!」
謎の声「エルウィンに小ダメージ!」
ナンシー「エルウィン!」
エルウィン「大丈夫だ・・・・・。うおおお!獅子双烈破!」
ドグ「ぐわっ!!!!」
謎の声「ドグに大ダメージ!」

その時、1階フロアがざわめいた。

社員1「社長がご乱心された!!みんな、早く逃げろ!あの技を使われたら一緒に死ぬぞ!」
社員2「うわぁぁぁぁ!」
社員3「きゃぁぁぁぁ!!!」
社員4「早く道を開けてくれぇ!!!」

レイオットは大混乱に陥った。

ドグ「ふふ、エルウィン、なかなかやるな・・・・だが、死ね!アクアボム!」
エルウィン「くっ・・・・・。」
謎の声「エルウィンの肋骨にヒビが入った!」
エルウィン「うう、うおおおおおお!!!!烈翔斬龍激!!!!」
ドグ「ぐああああああ!」
謎の声「ドグに致命的ダメージ!!」
ドグ「さすが私の息子だけはある・・・・。しかし、これで終わりだ!!フレアウェイズ!!!」
エルウィン「何?それを使えば、父さんも死ぬぞ・・・。」
ドグ「承知している。だが、お前をそいつと結婚させるわけにはいかん。それに・・・」
エルウィン「何だ?」
ドグ「私はこのままでもじきに死ぬ。どうせ死ぬならば、派手に散ろう。喰らえ!」

ドグからエネルギーが放出されてゆく。
が、その瞬間、激しく光と音が出た。

爆発音「ドゴォォォーーーーーーン!」

後には、廃墟しか残らなかった。

その後、ナンシーとエルウィンはあの世で結ばれたそうな。めでたしめでたし。

           完

後書き

本当にめちゃくちゃです。でも、これでも気に入ってくれたら嬉しいですね。

コメントする