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シリアス物語第1段


ダオス城の戦いから半年
ここトーティスの村南の森の大樹ユグドラシルの前にクレスはいた。

クレス:「ふう・・・あれからもう半年か、早いもんだな・・」

クレスはあの戦いの事を思い出していた。そう自分たちは本当に正しかったのかと・・。
確かに僕達にも譲れない物があった。しかしそれは向こうもそうだ・・。
あの時はただ倒す事しか考えてなかった。
でも、それ以外の方法も合ったのではないか?

クレス:「なぜ僕達はあの時一番安易で簡単な方法を取ってしまったんだろう・・・。なぜ、和解と言う道を選ばなかったのだろう・・」

もしかしたら自分でも気付かないぐらい心の奥底では、世界の平和という大義名分のもとただ単に両親の復讐がしたかっただけではないのか・・。
考えれば考えるほど自分の思考が悪い方へ向いていく。
とその時

チェスター:「お~い、クレス~」

そう言いながらチェスターが駆けて来た

チェスター:「こんな所で何やってるんだよ。今日は約束の日だろ。さっさとアーチェを迎えに行こうぜ」

そうか、今日はアーチェを迎えに行く日か

クレス:「ああ、そうだな行こうか」

そう言って、歩き出す2人。
ふと、クレスがユグドラシルに振りかえり

クレス:「なあ、チェスター僕達がやった事は正しかったのかな?」

チェスター:「さあな・・俺は皆みたいに頭が良くないからそんなに深くは考えてないけど、まあ過去を振り返ってもしょうがない。
       問題は俺達が過去から何を学んだか、そして何をするかって事じゃねえかな~?」

クレス:「そうか・・・そうだよな。ふふ・・・」

チェスター:「おい、何笑ってるんだよ」

クレス:「いや、何でも無いよ。・・・やっぱりお前は親友だよ」

チェスター:「なんだよ突然。おだてても何も出ないぜ」

クレス:「いや本当に何でも無いんだ。さ、早くアーチェを迎えに行こう」

そう言って二人は力強く前に踏み出していった。

~FIN~

あとがき
いや~シリアスって難しい!w
やっぱり俺にはシリアスは似合わないかもw
今度はギャグ書くぞ~TODとTOEは人気無いからまたファンタジアかな?
つ~かまたテイルズニュース書くかもw

今回の小説は葵さんの小説に感化されて書きました。
要するにこの小説が出来たのも葵サンのおかげです!ありがとうございましたm(_ _)m ペコッ


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