イブ~クレミン~
ここは深い森の中。ここに6人、クレス・ミント・クラース・アーチェ・チェスター・すずたちがいます。
アーチェ<以下ア「もーつかれたーー歩けないよー!!ここで野宿しようよ。」
チェスター<以下チェ「なんだよ、もう少しだからがまんしろ。」
ミント<以下ミ「そろそろ日も暮れそうですね。」
すず<以下す「そうですね。」
クレス<以下クレ「じゃあテントはるか。」
クラース<以下クラ「ミントは料理を。私達(男3人)はテントはるか。」
す「私も料理手伝います。」
ア「じゃあ、あたしも!」
チェ「やめとけ。皆を殺す気か?」
ア「なによ!毒入ってないのに死ぬわけないじゃん。」
クレ「まあまあ2人とも・・・」
ミ「あの・・・。食材が足りないので・・買ってきます。」
クラ「1人じゃ危ないぞ。」
クレ「そうだよ。もしミントになにかあったら・・・」
チェ「おまえら2人で行ってこいよ。」
クレ「え・・・。分かったよ。行こうかミント?」
ミ「はい。」
~しばらくして~
ミ「やっと着きましたね。」
クレ「食材屋はどこだろう。」
ミ「えっと・・・どこでしょう?」
行商人<以下行「そこの兄ちゃん、嬢ちゃん。」
ミ「私達ですか?」
行「そうや。仲のいいカップルやな。」
クレ「えっ?別に付き合ってるわけじゃ・・・」
行「テレんでええって。そうや。兄ちゃん、嬢ちゃんかっこええし、かわいいし。クリスマスプレゼントあげよう。」
ミ「きょうは、クリスマスイブでしたね。」
行「なんや。兄ちゃん、嬢ちゃんあの‘恋人の鐘‘つきにきたんやないん?」
クレミン「恋人の鐘?」
ミ「なんですそれ?」
行「クリスマスイブに恋人と‘恋人の鐘‘をついたら一生2人で幸せになれるんや。」
ミ「すてきですね。クレスさん」
クレ「うん。」
行「ほら。場所教えたるわ。」
‘恋人の鐘‘到着
行「ここや。」
ミ「まあ。きれいなけしき!」
行「あっこれ、さっき言ってたプレゼントや。」
クレ「あ、いいんですか?」
ミ「ありがとうございます。」
それは十字架を飾ったペアリングだった。
行「さて。じゃまものはたいさんするわ。2人とも幸せにな。」
そう言って行商人は丘を下っていった。
クレ「・・・ミント。」
ミ「はい。なんですか?クレスさん?」
クレ「あっあのさ・・・」
ミ「?」
クレ「少しだけ目閉じててくれるかな?」
ミ「はい?(目を閉じる)」
その時2人のくちびるがかさなった。
ミ「あ・・・・」
クレ「ミント・・・好きだよ。(ミントを抱きしめる。)」
ミントは小さくうなずいた。そのひょうしに
1粒の涙がこぼれ落ちた。
作者よりvv
はじめて書いてみました。たのしんで?もらえると嬉しいです。
次回はチェスアでいきたいです。