« ダオスの悲劇 | メイン | 懐かしき仲間とともに外伝 »

ファンタジア・ザ・赤ずきんちゃん


『ファンタジア・ザ・赤ずきんちゃん』


アセリア暦4354年、ある所に、赤ずきんちゃんという、可愛らしい女の子が居り
ました。
赤ずきん:アーチェ「本名、アーチェ!!ぴちぴちの17歳で~っす!!」
ある日、お母さん改め、ミントがアーチェに言いまし
た。
ミント「森に住んでいるすずおばあ様にこのワインとミラルドさんのチェリーパイを
届けてあげてくれませんか?」
アーチェ(何でミラルドさんが出てくるの!?)
ミント(作者さんがどうしても出したかったそうで・・・)
アーチェ(作者ってば・・そんなにミラルドさん好きでもないくせに・・)
ミント(とにかく、まずは話を進めてください)
アーチェ「うん・わかった!!」
そういうと、アーチェは箒で元気よくバヒュン!!と飛んで行きました。

??「おーい!!そこの君ー!!」
アーチェ「ふえ?なんだぁ?」
クラース「失礼。私は狩人のクラースだ。ここには危険な狼がいるから気をつけてい
くんだぞ」
アーチェ「ふーん・・あっそう。じゃあね~」
そうそっけなく言い放つと、また箒でばひゅんと飛んでいきました。
クラース「あっそうって・・・オイオイ・・」

??「おーーい!!」
アーチェ「またかぁ・・なんなんだろう?」
??「おまえはこれからすずおばあ様の所に行くんだろう?」
アーチェ「そうだけど、それが?」
??「この先に沢山花が咲いてる所があるんだよ。どうせだったら、摘んで行ったら
どうだ?」
アーチェ「うーん・・とくに急いでるわけでもないしなぁ~・・そうだね!!ありが
と!!」
アーチェは『この先』のほうへ箒で飛んで行きました。
??「よし・・この間に・・」

アーチェ「うわぁ~♪本当にたっくさん咲いてる~!!沢山摘んでいこ~っと!!」
森の動物:クレス「あの、僕は森の動物(役)のクレス。よければ、花を摘むのを手
伝わせてくれないか?」
アーチェ「別にいいよ~♪」
アーチェ(うわ~・・無理矢理出演しようとしてる・・虚しい~・・)

そんなこんなですずおばあ様のお家に着きました。
アーチェ「おばあちゃ~ん!!!」
バタンッ!!アーチェは元気よくドアを突き破りました。
アーチェ「おばあちゃーん♪お邪魔するね~!」
ヒュンヒュンッ!!・・いきなり両側の壁から矢が飛んできました。
アーチェ「お・・ばあ・・ちゃん・・?」
とりあえず、アーチェは廊下を進みました。
パカッ!!・・今度は床がいきなり開きました。
そこには竹槍が並んでいます・・・
アーチェ「おばあちゃ~ん・・・居ないの~・・?」
おばあちゃん:すず「どうしたのですか?」
アーチェ「・・あれ?おばあちゃん(役)は狼に食べられるんじゃ・・」
・・アーチェがベッドのほうを見てみると、そこには血まみれで倒れた狼がいまし
た。
アーチェ「あれ・・おばあちゃんがやったの・・?」
すず「いくら狼が気配を消しても私にはわかります。忍者ですから・・」

コメントする