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獣王山の約束


             獣王山の約束




「ファイデリティ・テスタメント!!」
 ミルハウストの声が、獣王山に響く。
「私はこの国を守る・・・・そう、たとえどんな手を使っても!」
「それが・・・・間違っていると分かっているのに、
 か?」
 ミルハウストの剣をかわしながら、
ヴェイグが問う。
「・・・そうだ。」
「そんなことをして、なにになる?それで誰かを・・・
 誰かを救えるのか?」
 ヴェイグの言葉に、ミルハウストの動きが鈍った。
一瞬の隙を突いて、ヴェイグの剣が閃く!
「・・・裂破衝!」
 ミルハウストの剣が弾かれる。
「しまった!」
「いくぞ!崩龍・・・無影剣!!」
「くっ!?」
 気がついた時には、ヴェイグの剣が喉元にあった。
「オレの・・・・・勝ちだ。」



 ヴェイグは、剣を下ろした。
「・・・じゃあな。」
「待て!」
 ミルハウストが剣を差し出した。
「この剣を持っていけ。」
 ヴェイグは剣を受け取った。
「この国を・・・・よろしく頼む。」
「・・・ああ。」





 その後ヴェイグ達は、世界を救った。
その時ヴェイグの手には、ミルハウストから譲り受けた
剣が握られていたという。


                “END”


      
         =あとがき=


 小説初挑戦です。
獣王山のネタがかいてみたかったので、
ミルハウストとヴェイグの一騎討ちをかきました。
そのうちユリスに挑むので、その時も
小説にできたら、と思っています。
今はミニゲームにはまっています。
それでは。

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